1996-12-12 第139回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
もっとも、第二十二回国会で衆議院行政監察特別委員会は、その運営に関する了解事項を決議いたしました。その中で、「刑事事件として捜査中の事件又は刑事訴追をうけている事件は可及的に調査案件として採択しないこと。」、これを申し合わせたことがあります。これは、並行調査は認められないとの解釈によるものではなくて、同特別委員会が自制したものであろうかと思われます。 以上が制度的な面における問題であります。
もっとも、第二十二回国会で衆議院行政監察特別委員会は、その運営に関する了解事項を決議いたしました。その中で、「刑事事件として捜査中の事件又は刑事訴追をうけている事件は可及的に調査案件として採択しないこと。」、これを申し合わせたことがあります。これは、並行調査は認められないとの解釈によるものではなくて、同特別委員会が自制したものであろうかと思われます。 以上が制度的な面における問題であります。
調べてみましたら、古い話でございますが、終戦後、昭和二十六年の第十回国会から昭和三十一年の二十四回国会まで衆議院に行政監察特別委員会というのが設けられた時代がございました、参議院にはなかったようでございますけれども。
それから、その調査特別委員会についてのそういう権限の先例といいますか、これは衆議院で行われたことがありますけれども、不当財産取引調査特別委員会とか、行政監察特別委員会といいますか、そんなある程度の権限が認められた特別委員会というものが設置された例はあります。これもう大分昔の話です。今から四十年ぐらい前になりますか、そんな例もあります。
指紋制度の導入を公式に政府に対して勧告をしたのは、一九五一年の国会における行政監察特別委員会の八月十五日付の報告書であります。この行政監察特別委員会は、日本の立法審議の中では異例なほど大規模な調査をしました。委員が全国各地に出かけていったり、繰り返し証人や参考人の事情聴取もした上で指紋制度の導入を勧告したわけであります。
これが警察目的であるということは、一九五一年の五月二十五日にこの衆議院の行政監察特別委員会というところで、当時の古屋警視庁刑事部長がそれは明言しておるわけですね。こういうふうに言っておりますね。「警察側の意見といたしましては、犯罪の防止その他で指紋採取を必要とするという意見でございます。」「制度的に指紋ということはぜひやりたい、そういうことが制度化されれば非常に便利であると思います。」
その後、いろいろな事績をあげてまいりましたが、また、この国政調査権の発動というものに対して、いろいろ功罪半ば、賛否両論が国論の中にあって、これは占領が終わったと同時に改組されて、この不当財産取引調査特別委員会が廃止をされて、行政監察特別委員会という新たなものになったと思います。まあ、記憶は大体そうだと思います。
また、昨日の田中武夫君より御要望がありました国会内における請願審査のあり方、行政の監督機関としての、かつての行政監察特別委員会のような特別委員会の設置、委任立法の基準の作成等の問題につきましては、議院運営委員長に十分その趣旨を伝え、今後検討を求めることといたします。
かつて、これは十五、六年前ですか、私の出てきたころ、国会に行政監察特別委員会というのがありました。これがなくなっておりますから、こういうのを復活せしめる、こういうことも必要ではなかろうかと思いますし、また、あくまでも立法というものは、国会にゆだねられたただ一つの立法機関としての責任であり義務であります。したがって、あまり委任立法をたくさんつくるのが本来の目的ではないと思います。
たとえば、第十九回国会の衆議院の行政監察特別委員会というのが昭和二十九年に開かれております。そのときに参議院議員の大谷瑩潤氏が出席して証言に立っている。そういう先例はあるわけです。先例があれば当然本人の名誉にも関する問題でありましょう。自民党自体の問題にもなるでしょう。
かつて本院行政監察特別委員会において、目下当委員会において審議中であり、数日前にも委員長はじめ山田、神近両先生が、委員として、日銀の地下金庫を視察せられたのでありますが、この被接収ダイヤモンド、貴金属等が接収解除になり、各物件が附合し混和して、所有権の帰属が判明せず、いかに処置すべきかについて、当時、国際法では権威である現横田最高裁長官、民法では我妻教授、行政法では杉村教授の意見を聞いて、特別の立法手続
それで、このダイヤの問題につきましては、いまから十五年前に、行政監察特別委員会があったときに、その特別委員のメンバーになって、自乗それから先検討してきたのですが、政府ではいつでも、六十八億から七十二億くらいなものだと国会に答弁している。具体的に六十八億とか七十二億くらいだというその根拠は、どこから出して、いままで新聞に発表したのですか。
これは当委員会以前の、行政監察特別委員会に出した書類が私はあるのですから、だめですよ、そんなでたらめなことを言ったのでは。
○山田(長)委員 私がこれから伺うことは、いまから十五年前に行政監察特別委員会というのがありまして、その当時から、私はこのダイヤの問題を研究しておりまするので、いま四種類に分けている大蔵当局の種類分けしたこと自体も、どういう理由で種類分けをしたのか、疑念を持っておる一人でありまして、これから伺うことは具体的なことを聞きますけれども、管理の衝に当たっている人たちは、これらについて明確にひとつお答えを願
これが行政監察特別委員会が本会議において報告をいたしました冒頭のことばであります。 私はそろそろ接収貴金属がその法律案によって処理を進められた現段階の状況を、政府提出の資料で確めようと思いまして資料の提出を求めたのであります。ところが大蔵省から提出をされた金、銀、ダイヤモンド、特に銀の分につきまして数量が著しく違うのですね。
さっき申し上げたように、昭和二十七年に行政監察特別委員会が発足いたしまして、この報告が本会議場においてなされたわけであります。そのときは、十六万一千カラットの価格は、政府の発表では六十一億六千百二十万円になっておるわけです。平均一カラット四万円という計算であります。ところが、私の求めた資料によりますと、十六万一千カラット、七十二億円、とこうなっておるわけです。
○平林委員 それは行政監察特別委員会から詳細に、どういう種類のものが何包、どういう種類のものが何包という報告がありますから、あなたのほうが提出をしなくとも、国会ではもう承知をしている点です。
第十回国会におきます行政監察特別委員会において同様の事例がございます。第十七回国会におきましては、大蔵委員会において、また、第十九回国会閉会中には、決算委員会において、第二十四回国会には、議院運営委員会において、そのほかにも幾らかあるようでございます。
○山田(長)委員 私は、このダイヤモンドの問題については、いまから十二年前から、行政監察特別委員会当時から調べておって、進駐軍の数量を知っておるんですよ。日本政府に出した数量、個数の書いてある資料を持っておるわけですよ。ですからどうしてこの占領軍の調べた数量と大蔵省当局が調べた数量との相違が起こったのか。いま聞くと、新たに調べたと言われますが、新たに調べたときの鑑定人に問題がある。
それでこのダイヤモンドの処理については、いま山田委員も言われましたように、行政監察特別委員会があったときに、十三、十四、十五、十六国会でずっと問題になってきてそしていまの処理法が通ったのだったと思います。そのときには非常にしつこく、今日その一部が問題になりましたけれども、鑑定とか保管とか運搬、いろいろなことに疑問が出て、それを問題にしたことがございます。
○湯山委員 きょうはそのことをお尋ねするのが目的ではございませんが、この本院の行政監察特別委員会ですか、そこで問題になったことも局長御存じでしょう。ある営利会社のために、文部省の管轄下にある公益法人が特別な便宜を供与するとか、そのために働いていたというようなことがあったのを御存じでしょうか。
○福田政府委員 私具体的な事実は知りませんけれども、当時行政監察特別委員会でそういういろいろな各種の問題が問題になったことは承知いたしております。
前に御承知の通り、行政監察特別委員会などの制度が国会に設けられましたが、その後の事情、これは政治的なものにだけ使われるというような考え方、いろいろなことで行政監察特別委員会の制度はなくなりましたが、私はやはり補助金審議会というようなところで、補助金整理ということは表面的にはうまくいくと思いますし、理論的にはなかなかうまくいくというような傾向でありながら、実際は整理をされるよりも倍増していく。
○山田(長)委員 戦後十数年の歳月が経過し、法律が通ったから、これが返還をされるということは、やむを得ないといえばやむを得ないことであるけれども、この問題については、当時の行政監察特別委員会で、満場一致で社会福祉事業等のためにもこれは使用するべきであるということの決議を付して、当時の大蔵委員会に書類の回送が行なわれているだけなのであります。
この麻薬問題について、たしか十年ばかり前と思いますが、かつて衆議院に行政監察特別委員会というものがございましたときに、その委員会で実は麻薬問題を調査をしたことがあるのでございまして、それ以来私はこの問題に非常に関心を寄せておるのでございます。 まず第一番に、最近の麻薬の状態が一体どういうふうになっているのかということを局長にお伺いいたしたいのであります。
ただしこれは公正取引委員会なりあるいは場合によっては検察当局なりが調べるべきもので、私どもが調ぶべきものではありませんし、私どもは、行政監察特別委員会ならともかく、そうでありませんから立ち入りたくないと思いますから、できるだけ固有名詞は省かしていただきます。あとそれをもって、固有名詞なしで調ぶべきものは調べていただきたい。